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オフィス家具のレンタル、オフィス家具のリユース、開発オフィスに関する情報を発信しています。

環境に配慮したサステナブルな家具が登場。リサイクル、エコで持続可能な社会を目指す

サステナブルイメージ画像

先日、「オルガテック東京」というオフィス家具の見本市に足を運んできました。

広い会場にさまざまな企業が出展していましたが、特に目を引いたのは、再生素材を使った家具や、エコやサステナブルを意識した製品。

今、日本だけでなく、世界的に地球環境や資源についての関心が高まっていますが、オフィス家具業界にも環境問題へ積極的に取り組む機運の高まりを肌で感じました。

今回のブログでは、「サステナブルなオフィス家具」などについてお話していきます。

オフィス家具と、サステナビリティとの関係

家具は、人々の暮らしをより豊かにする役割をもっています。

日々の生活の舞台となる住まいにおける家具と同様に、オフィス家具はオフィスの機能性や快適性を左右する重要な存在。オフィス家具産業は企業の生産活動と、密接な関係にあるといえるでしょう。

人が増えれば、家庭や企業で使用する家具も増え、供給の需要が高まります。

多くの家具を生産し、市場に供給し、家庭やオフィスのニーズを満たす。
そうしたサイクルを延々と進めていくことで生じる問題が、「持続可能性」です。

カーボンゼロ
家具の製造方法や使用される材料によって、環境に大きな影響を与える可能性があり、家具産業は、環境問題と切っても切り離せない業界です。

家具の材料となる木材を確保するために、森林の過剰伐採をすれば自然体系の破壊にもつながりかねません。

また、家具が壊れたり、古くなったりして使われなくなれば、廃棄ゴミになってしまいます。

家具の接着剤には、ホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれていることがあります。人体への影響が問題視されていますが、廃棄される際の環境への影響も懸念されるところです。

家具を廃棄する際には、焼却処分するのが一般的です。

多くの場合、再生利用される以外は焼却処分され、その際に発生する二酸化炭素(CO2)やダイオキシン類は、地球温暖化や環境破壊につながりかねません。

リユースできるものは中古品として再活用することはもちろん、廃棄する際にも使える素材は再利用したり、環境への負荷を低減したりする取り組みが、求められるようになっています。

注目が集まる「サステナブルな家具」

家具業界にはいま、より持続可能な家具、「サステナブルな家具」を作ろうという動きも広がっています。

「サステナブルな家具」とは、環境に配慮した天然素材やリサイクル素材で作られた家具、FSC「Forest Stewardship Council (森林管理協議会)」認証(※)を受けた家具などのことです。

※FSC認証とは、「環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届ける仕組み」のこと

具体的には、

・海洋プラスチックの再利用
・自然分解可能なバイオプラスチック(再生可能プラスチック)を使用
・産業廃棄物の利用
・リサイクルアルミの利用
・工場稼働のための自然エネルギーの利用
・森林保全

などに配慮した素材を用いて作った家具です。

天然素材やリサイクル素材は、製造の過程において温暖化ガスの排出が少ない傾向にあります。
製造だけでなく、輸送の過程で、二酸化炭素の排出力が少ないことも重要なポイントです。

また、「長く使えるように設計した製品」「100%リサイクル可能な素材で作った背品」なども、環境負荷の低いサステナブルな家具といえます。

より多くの人が、サステナビリティについて意識するようになることで、森林保護や整備が進んだり、温暖化ガスの削減につながったりと、環境への負荷低減が進んでいくはずです。

昨今話題となっているSDGsの目標達成のためにも、私たちが今できることを、もう一度考えてみる時期に来ているといえるでしょう。

「オルガテック東京」に行ってきました!

今年5月29~31日に開催されたオフィス家具の見本市「オルガテック東京2024 」。

「オルガテック東京」看板

実際参加してみたところ、時代の流れを受けてか、ペットボトルなどの再生素材を利用した椅子の張地など、再生素材を使った家具が増えている印象を受けました。

「オルガテック東京」でも、エコ、サステナブルに取り組む注目の出展メーカーをピックアップしていました。

「オルガテック東京」イトーキブース

主催者企画エリア「CIRCULAR MIRAI」では、「Circular Economy(循環経済)」の理念にもとづき、オフィス環境に関連する「廃材や資源」「製造工程の加工素材」「再生商品」といった「循環する未来を創るマテリアル」をテーマとし、企業の最新の取り組みが展示されていました。

具体的には、

ペットボトルから作られたフェルト素材を座面に採用した“イトーキの「Refelt(リフェルト)」”
3Dプリンタ×バイオマスプラスチックのミーティングチェア“オカムラの「Up-Ring(アップリング)」シリーズ”
使用済みタイルカーペットの完全再資源化した“東リの「“GA-3600サスティブバック」”
間伐材の地産地消で森林保護にもつながる屋外家具“フクビ化学工業の「Fandaline(ファンダライン)」”

などの展示がありました。

カタログやWebで見るのと、実際、会場に足を運んで実物や、製品に関するパネルなどを見て回るのとでは、やはり全然感じるものが違いました。

部屋に置いたときのイメージなどもわきやすく、使ってみたときのイメージもしやすいのが、特によい点ですよね。

オルガテック東京2024
https://mag.tecture.jp/event/20240529-112238/

「サステナブル家具」の取り組み

「サステナブル」な家具選びをしよう!

サステナブルな家具

環境に配慮した天然素材やリサイクル素材で作られた「サステナブルな家具」。

家具に限らず、私たちが日々生きて生活するために使っているものはすべて、地球の資源からつくられたものです。

木材は森林から得られる資源ですが、伐採を続ければ森林が減り、「空気汚染の深刻化」、「温室効果ガス(二酸化炭素)による気候変動」「生態系の破壊」といった環境問題につながってしまいます。

家具についても、金属でも木材でもプラスチックでも、“すべて地球の資源を使っている”ということを認識することが、サステナビリティの第一歩といえるのではないでしょうか。

資源を無駄にしない。
すぐに廃棄せず、使えるものは有効活用、再活用する。
地球の再生産力を超えるものづくり、消費活動をしない。

「そのためにどうすればいいのか、企業ができることは何か」、そういった視点でものづくりをしている企業の製品を購入することで、一消費者としても「サステナブルな取り組み」に間接的に参加していることになります。

サステナブルな家具を選ぶことが、環境へのメリットになると考えられるのではないでしょうか。

イトーキの「サステナブル」家具への取り組み

オフィスの風景
環境への負荷を低減した「サステナブルな家具」には、どんなものがあるでしょうか。
イトーキの取り組み事例のひとつを紹介します。

・イトーキ「地元の木材を活用し、脱炭素化と地域貢献を目指す“Econifa”」

イトーキでは、森林の循環とCO2削減を実現する木材を用いた「Econifa(エコニファ)」シリーズを手がけています。「Econifa」はグッドデザイン賞、ウッドデザイン賞など数々の賞を受賞している製品です。

同シリーズの家具には間伐材が使用されており、日本全国の好みの産地の木を材料に選べるところがユニーク。日本国内の地元産の木材を使用することで、地域の林業振興、森の生態系管理への貢献にもつながります。

また、間伐をして森林管理が行き届けば、木の成長を促し、CO2吸収量の増加につながる効果も期待できます。

他にもイトーキでは、リニューアルや移転などで⾏き場のなくなったものの、まだ使⽤可能なオフィス家具をカンボジアへ寄付するマッチングを行っています。

イトーキチェア

イトーキは資源を無駄にすることなく有効活用することで、環境への負荷を減らし、持続可能な社会の実現を目指していきます。

▼Econifa
https://www.itoki.info/solution/eco/econifa/

オフィス家具メーカーにとっても、目を反らすことができない環境負荷の問題。

好きなだけ、作って、使って、壊れたり古くなったりしたら、すぐ捨てて、また新品を安く買う。

このような社会経済の仕組みでは、限りある地球資源はいつか枯渇します。地球環境はどのような状態に陥ってしまうでしょうか。

エコイメージ

私たち生活者一人ひとりが今一度、自分たちの暮らし方、生き方、大切にしなければならない倫理観を見つめ直すこと。
そいういったことが、いま問われています。

今回の「オルガテック東京」来場は、オフィス家具メーカーのイトーキ系列であるISVにとっても、
自社やグループ会社について立ち止まって考える、良い機会となりました。

ISVが進めるリユース・リサイクル事業について、ご質問やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

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