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オフィス家具のレンタル、オフィス家具のリユース、開発オフィスに関する情報を発信しています。

働く人が輝ける場所を作りたい/シェアオフィス「Core Place 新富」第3回(全3回)

 

第3回は、ISV社長・横井 義孝が「Core Place 新富」の立ち上げにあたり、どんな思いを込めたのか、紹介しようと思います。

「Core Place 新富」の立ち上げの経緯

ISVでオフィス空間のシェア事業を始めたのはなぜ?

第1回第2回でお伝えしてきたように、新しいスタイルのシェアオフィス「Core Place 新富(コアプレイスしんとみ)」は、これまでのレンタルオフィスやシェアオフィスとは異なる特徴をもっています。

もともとオフィス空間を構成する家具、設備機器、ICT等のレンタル事業を手掛けてきたイトーキ シェアード バリュー(ISV)ですが、オフィス空間のシェア事業も展開しています。

▼システム開発向けの基本的な機能が揃う「マンスリー開発オフィス」

そもそも、ISVでオフィス空間のシェア事業を運営することになったのはなぜなのでしょうか。

「もともとは、顧客からの要望があったからです。

ソフトウェア開発は期間限定のプロジェクト単位で動くことも多い。そのたびに物件を探し、入居時は備品や設備を用意してオフィス環境を整え、退去時は不用品処理・退去手続き等が求められ、負担が大きい』という顧客からの声を受けて、オフィス空間のシェア事業を始めることになりました。

プロジェクトが立ち上がるごとに、オフィスの物件探しから始めることは骨が折れる作業です。

当社のシェアオフィスは、1か月単位での契約が可能で、借りやすく、退去しやすい契約形態になっています。物件、家具や什器などの設備、照明、配線、インターネット環境の整備、セキュリティ対策まで、すべてが整った“オフィス環境そのまま”を丸ごとレンタルできるような仕組みです。“手ぶら感覚”で利用できるので、まさに、期間限定のプロジェクトで利用するのにピッタリです。」と横井。

物件探し・入退去作業、オフィスの設備や備品の管理まで、オフィスの維持業務はISVが担うことになるため、こまめなメンテナンス、万一の際の迅速な対応が可能になります。

「結果として、顧客の管理部門の業務負担を減らすことにつながり、本来力を入れるべきコア業務に専念することができます。管理業務のコスト、オフィス入退去にかかるコストの低減にもなります。

また、イトーキシェアードバリューでは『地球環境保全のために、環境負荷の低減と資源の有効活用』をテーマに掲げており、オフィス什器等にリユース品の活用を推進しています。

プロジェクトごとに発生していた、オフィス什器の搬入・搬出作業がなくなることで、往復の物流が不要になります。これは、コストの削減ができるだけでなく、環境負荷の低減にもつながっていくでしょう。と横井は話しています。

新しいスタイルのシェアオフィスをオープンするまで

コアプレイス入口

それでは、今回オープンした‟新しいスタイルのシェアオフィス”を立ち上げることになったのは、なぜなのでしょうか。
横井はこう答えています。

「もともと、親会社であるイトーキの営業としてオフィス家具の販売に長く携わっていました。次第に、オフィス家具を利用する場であるオフィス空間そのものや、そこでの働き方に注目するようになり、オフィス空間づくり、働き方に主眼を置いた、働く人の”体験価値”を提供するビジネスデザインを考えるようになりました。

また、これまでも少しずつ多様な働き方が広まってきてはいましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一気に私たちのこれまでの働き方が変化しました。在宅ワークやリモートワークと、出社勤務が併用され、働く場所、生活の場所の境界が以前ほどは区別されないようになり、“職住近接化”が進みました。

こうした働き方の変化に合わせ、オフィスで働くだけでなく、自宅やカフェ、シェアオフィスなど働く拠点を複数もつことも珍しくなくなり、働くスタイルが多様化してきています。

そのような時勢を受け、今回新しいスタイルのシェアオフィスを立ち上げることになりました。」

「Core Place 新富」は、オフィスとは思えないモダンな空間で、内装の照明やインテリアもオシャレで統一感があります。

オフィスでの着こなしに困り始めていませんか?ISVでは将来的に、アパレルや家具の体験イベントを行うことも視野に入れています。購入したいモノ、レンタルしたいモノを、働く場で繰り返し体験していただきます。まさに働きやすさを生きやすさと共に発信し、ここでオムニチャネルを実践したいですね。

オフィス空間に置かれたアパレルや家具の実物を見たりして、着心地や雰囲気、使い勝手や大きさ、質感などを把握できることは、購入やレンタル前の大きな動機付けにつながるのでは、と考えています。

“快適に”働ける環境を提供したい

ISVではすでに、システム開発向けの基本的な機能が揃う「マンスリー開発オフィス」の運営を行っており、「Core Place 新富」は当社が運営するオフィス空間のシェア第2弾となります。

では、両オフィスの違いとは何なのでしょうか? 「Core Place 新富」の特徴について解説していきますね。

駅近で利便性が高い

「Core Place 新富」は東京都中央区に立地し、東京メトロ有楽町線「新富町」から徒歩4分の好立地にあります。
駅から近いので通勤がしやすく、東京駅や日本橋駅などにも近くて、交通のアクセスも便利です。

ABWの考え方を実践

「ABW」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「ABW」とは“Activity Based Working”の頭文字から生まれた用語で、“仕事内容や気分に合わせて、働く場所や時間を自由に選ぶ働き方”です。

例えば、企画のアイデアが欲しいときに、わいわいソファで雑談したり、集中したいときに静かな場所に移動したりといったように、目的に合わせて、働く人が自由に場所を移動しながら業務に取り組む、ということです。

「ABW」の実現に向けて、ISVが掲げているテーマは、大きく分けて下記の5つです。

①皆で集まる
大小の会議室や、フリースペースのソファブースなどで、人と集まり、会話する機会を提供。
②皆で広げる
卓球やダーツなどのゲームコーナーで体を動かしながら、同僚らと交流をする機会を提供。
③個人で集中
瞑想室、webブース棟など、静かに考えをまとめたいときのための場所を提供。
④個人で広げる
フリースペースのマンガコーナーでマンガを読んだり、仮眠室で休息を取ったり、個人で自分のコンディションを整える場所を提供。
⑤人の五感を刺激
健康にも関わる「調光式照明」(視覚)、時間帯によって流れる音楽が変わる「USEN放送」(聴覚)、1階にある銭湯(触覚)、ランチやディナーにも困らない周辺の豊富な「飲食店」(嗅覚、味覚)のある環境。

働く人に、単に働く場所を提供するだけでなく、「どのように働くのか」「どのように過ごすのか」といった、ワークスタイル&ライフスタイルの提案をしています。

社長の想い

ISV社長・横井は、このように話しています。

「『Core Place 新富』は、中で働く人たちが主役です。

単なる働く場所を提供する、ということにとどまらず、そこに人が集い、そこで過ごす時間が、働く人たちにとって有意義なものになってほしい、という想いがあります。

ISVというブランドが提供するサービスに対して、ユーザーが信頼感を高め、最終的には‟弊社のファン”になってもらえたら嬉しいですね。

シェアオフィス周辺の地域との共生も視野に入れつつ、働く環境を整備して、働く人が輝ける場所を今後も作っていきたいと考えています。」

さて、全3回にわたって「Core Place 新富」について詳しく紹介してきました。

実は「Core Place 新富」は、TOKYO MXのTV番組『ええじゃないか!!』でも紹介されています。
これについては、こちらのブログで詳しく紹介しています。

「Core Place 新富」や弊社のレンタルオフィス・オフィス家具レンタルなどのサービスに興味がある方は、
ぜひお気軽にお問い合わせください!

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